ネットに繋がるスピーカーは何がスゴイのか ストリーミング音楽を鮮やかに再生

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スピーカー本体が直接インターネットにつながり、ストリーミングサービスの音楽を再生してくれる
当連載は、スマートライフを実現するためのガジェットを紹介するコーナー。ここで紹介する商品は、筆者が実際に使用した(している)ガジェットの中から、「いいもの」だけを厳選している。当該企業から広告費などはもらっていない、中立なレビュー記事である。

 

今回ご紹介するのは、米国のオーディオメーカーSONOSからリリースされているスピーカー、PLAY1だ。この製品で、筆者の音楽ライフが一変した。これは非常に素晴らしい製品といえる。1つ手に入れたが、もう2つほど追加で購入したいと考えているほどだ。

Wi-Fiスピーカー「SONOS」の実力とは?

上の画像をクリックするとアマゾンの特設サイトにジャンプします。

これまで、ワイヤレスオーディオというと、Bluetoothを内蔵し、スマートフォンやタブレット、パソコンなどから無線で音楽を飛ばして楽しむことができる製品が中心だった。煩わしい配線から解放され、ポケットにスマホを入れながら音楽が楽しめるスタイルは、「スマートな音楽体験」だと、いままでは考えてきた。

しかしSONOSは、Bluetooth経由での音楽聴取の問題点を浮き彫りにしてくれた。

Bluetoothで音楽を再生する際、スマートフォンの音楽再生機能を用いて、その音声出力をBluetoothオーディオ機器に指定するという方法を採ることになる。そのため、例えばiPhoneの場合、ミュージックの音楽再生であろうが、YouTubeのビデオであろうが、音声をワイヤレススピーカーに飛ばすことができた。

しかしこれがあだとなり、心地よく部屋で音楽を聴いているときに、使っているiPhoneでYouTubeのリンクをタップすると、部屋の音楽は止まり、YouTubeの音声が再生されてしまう。音楽がある部屋、という環境は崩され、YouTubeを閉じて再び音楽を再生し直す必要がある。また、通信範囲も10m程度で、その部屋からスマホを持って離れると、音楽が途切れ途切れになる。

スマホは確かに手の平であらゆる情報やコンテンツを掌握できるが、必ずしもそれが「自由」というわけではないのだ。

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