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星野リゾートが「予約」領域で"他社よりも圧倒的に優位"に立てた理由

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  • 小林 洋達 テレビ東京報道局「ガイアの夜明け」チーフ・プロデューサー
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そういう視点を持って、「ファイブ・ウェイ・ポジショニング」の5つの要素を見てください。

競争優位を築けるのはどこか

まず、「商品」はコモディティー化しています。「経験価値」は、私たちが頑張らなければいけないところです。星野リゾートらしく頑張らなくてはいけないので、コミットしています。

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「価格」もある意味、コモディティー化しています。

その中で、この「買いやすさ」という要素は、私たちの業界の中では大混乱している状態です。大混乱していて、誰も解決策が見えていない状態でした。

ですから「買いやすさ」に特化することはできるのですが、私は「買いやすさ」で競争優位を築けることを知りませんでした。

ところが、「ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略」を書いた教授たちが発見した世界の事例を見ると、なんと今の世の中は「買いやすさ」で差別化すれば競争優位を築けてしまうのです。

それが、私にとっての発見であり、だから「買いやすさ」を選んだというのが当時の理由です。「レベル4は、買いやすさの追求でいこう」と。

この「買いやすさ」は、他社もまだ全然できていない部分です。私たちも、描いているビジョンからすると、決して100%ではなくて、まだ30%ぐらいです。

私たちが、「買いやすさ」に投資してきた内容は、これから出てきます。これからどんどん出てきて、星野リゾートの将来的な大きな競争優位につながってくると私は信じています。

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