《日本ご当地ラーメン総選挙》栃木・佐野ラーメンが2度の雪辱を果たし、悲願の優勝! 和食業界20年の店主が日本一を掴んだ"攻めの戦略"

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総選挙の前哨戦として出店した新宿「新宿地下ラーメン」では、現場で手打ち麺を打ちたてで提供し、500食が完売に。続く所沢「ラーメンWalkerキッチン」でも、明確な手応えを感じた。

満を持して挑んだ3度目の総選挙。ブース内にて青竹で打ちたての麺を提供する姿は、多くの来場者の足を止めた。

スープ、麺、具材、すべてを現地で手作りした1杯。食べに来た外国人客がスマートフォンの翻訳を使い、「感動した」と伝えに来てくれた。

「言葉が通じなくても、ラーメンの魅力はちゃんと伝わるんだなと思いました」

「佐野ラーメン 佐よし」のラーメン
「佐野ラーメン 佐よし」のラーメン。麺とスープがよく絡みうま味が増す(写真:筆者撮影)

「県外から食べに来てもらう流れを」同志の想い

この挑戦を、佐野ラーメンの第一線を走りながら見つめてきたのが、「麺屋ようすけ」店主・田邉庸介さんだ。

「今回の日本一は、佐藤さんが佐野ラーメンを背負って頑張った大きな挑戦だったと思います」

田邉さんは、近年の佐野ラーメンの変化をこう語る。

「店をやりたい若手は確実に増えています。ただ、簡単に増やせる状況ではない。だからこそ、『みんなでやろう』という意識は前より強くなってきたと思います。外に出て発信しないと、活性化はしない。県外から佐野にラーメンを食べに来てもらう流れを作りたいんです」

ラーメンづくりに励む佐藤さん
ラーメン作りに励む「麺屋ようすけ」店主の田邉さん(写真:筆者撮影)
「麺屋ようすけ」のラーメン
「麺屋ようすけ」自慢の1品。田邉さんは佐野ラーメン人気向上に意欲的だ(写真:筆者撮影)
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