ところが若いビジネスパーソンはなぜか?トンチンカンな対話を上司にしてしまうものです。なぜでしょうか? それは、日常コミュニケーションで《頭》に思い浮かんだことをツラツラと話してしまう傾向があるからです。
「今日は1日大変でしたよ。まず、朝からクレームの電話があって、それから別のお客様を訪問して、それから見積書を作成して……」
このような業務報告をしたら、上司はおそらく
「で、結局は何が言いたいの?」
と言い返してくるでしょう。コミュニケーションとはいい仕事をするために組み立てて対話する必要があるからです。
ちなみにツラツラとコミュニケーションする典型が、最近話題のツイッターです。使っている方ならわかると思いますが140文字限定で「仕事終了。これから帰宅」「居酒屋で乾杯中」とか状況や瞬間的に感じたことをそのまま《つぶやく》ように書いて仲間が見るという仕組み。
つぶやきを見た仲間がそれに対してコメントを加える《フォロー》によって活性化していきます。ただ、基本的には自分が見て、感じたことを一方的につぶやくためのコミュニケーションツールです。
人はこうした気持ちを言葉にして発信することで気分転換したりストレスを発散するのです。ツイッターはビジネスパーソンを中心に爆発的にユーザーが増えています。その理由は?忙しい仕事に追われて疲れた状態を癒やしてくれるからではないでしょうか?
私もたまに《つぶやく》ことがありますが、1人のツイッター・ヘビーユーザーに聞いたところ、
「職場の会話は緊張感があって大変。ツイッターの会話でストレスが発散される」
と答えてくれました。それだけ職場のコミュニケーションは疲れるということです。つまりツイッターのような感覚でコミュニケションをしたら仕事はできないということです。
では、あらためて日常と仕事コミュニケーションの目的を整理してみましょう。
(1)日常のコミュニケーション:言いたいことを《言う》のが目的
(2)上司とのコミュニケーション:いい仕事を《実行》するのが目的
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