職場で上司との関係を円滑にする仕事コミュニケーションはお互いの目的意識が必須です。日頃の仕事コミュニケーションで
(1)売り上げを上げる
(2)商品開発をする
(3)業務改善をする
など、あなたの役割(職種)ごとに期待される成果を上げるために、前向きなコミュニケーションを心掛けてください。
ただし、間違ってはいけないのは、《やらされて》いると感じて仕方なく行うことです。
「決まりごとだから上司に報告しなきゃ」
「別に上司と話しても意味ないかも」
と考えてしまい、適当に済ませておこうとすると意味がなくなります。
確かに目先の業務がたくさんあるとコミュニケーションが面倒と感じることがあります。たとえば、食品商社に勤務しているDさんは、いつも上司とのコミュニケーションが面倒だなと感じています。営業職なので
「朝早くから飛び出して夜遅くまで営業していると、上司と会話する時間をつくるのが面倒なことにしか思えません」
とのこと。ただ、先輩から「面倒でも仕事だと思って、コミュニケーションを疎かにしてはいけないよ」と注意されたので、時間をつくり上司に仕事の報告を繰り返していました。
すると
「気がつかなかった提案方法について、アドバイスをもらえた」
など自分にとってプラスな出来事にいくつも遭遇しました。こうした体験によって、Dさんは徐々に上司とのコミュニケーションの大切さを理解し始めました。
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