愛や恋は「死ぬまで、消えないんじゃないかしら」…【88歳の女性作家】が綴る驚くべき"愛のカタチ"

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「そうですか」。わたしは考えた末につぶやきました。「欲は持っていらっしゃらないのですね」。

するとすぐにこう返してきました。「欲はありますよ。暴力的な夢や性的な夢をよく見ます。でも夢の中でも、わたしは自分が仏教の僧侶である自覚があります」。そして、優しい笑みを浮かべながらこう続けました。

「僧侶としての人生は、わたしにとって何よりも大切なものなのです」

どうすれば、あの「愛の感覚」を取り戻せるのか

人は愛でできているのだと思います。わたしたちの身体を形づくる細胞のひとつひとつが愛からできていて、それは樹木や犬、馬、野生動物、イタチ、そして土を揺るがすほどの勢いで突き上がってくるチューリップの芽も同じです。

そのどれもが命を求め、まるでオペラのように激しく愛を奏でています。命息づくこの驚異の地球そのものが、そうした愛に満ちているのです。

魂、すなわちわたしたちの本質と呼べるものが、まさに愛にほかなりません。

善良で、優しく、無垢で、希望と知性に満ちた輝きを放ちながら、愛は限りなく、とめどなく、あふれ続けているのです。わたしたちは年を重ねるうちに、ようやくそのことを学び取るのかもしれません。

5歳の頃にはわかっていたけれど、慌ただしい人生の途中で忘れてしまっていたのです。痛みや怒りや暴力さえも、愛という安らぎにたどり着くための、無知で歪んだ試みにすぎないことを忘れてしまっていたのです。

(そんなバカな――わたしの中の皮肉屋が口を挟みます。「人間が愛でできているなら、どうしてその愛を覆い隠してしまうの? 憎しみだの略奪だの暴力だのといった魂の愚行をコンクリートや泥や汚物みたいに使って、愛を覆い隠してるじゃない」)(もう皮肉屋さんったら、黙ってなさいってば)。

どうすれば、わたしたちはあの愛の感覚を取り戻せるのでしょうか?

瞑想は助けになります。歩くことや、森の中でただ座ることもです。海辺に出かけて、絶え間なく打ち寄せてくる波が浜辺にぶつかり、大地を掴もうと爪を立てる姿を眺めることだって役に立ちます。

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