「画業40周年」折原みとが"等身大"で語る《おひとりさまの楽しみ方》。60代で始めたInstagramが人気、みと流「人生を楽しむコツ」とは?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
折原みとさん
Instagramでの発信が共感を呼んでいる漫画家で小説家の折原みとさんは今年で画業40周年を迎えた(画像:Instagram「mito /60代バツなしおひとりさま」より)

今年、画業40周年を迎えた漫画家、小説家の折原みとさん。1990年から刊行された小説『時の輝き』が累計で110万部を超えるベストセラーとなり、少女漫画から小説、エッセイ、詩集まで150作以上を手がけてきた。

今年2月からは、新たな試みとして「mito /60代バツなしおひとりさま 」というInstagramのアカウントを開設。女性たちに向けてポジティブなメッセージを発信し、多くの共感を呼んでいる。

作家としての仕事に対する向き合い方や歩みを振り返りながら、人生を楽しむコツについて、折原さんに聞いた。

大ヒット作がもたらした転機

1985年に少女漫画家としてデビューし、その2年後に小説家デビューをした折原みとさん。今年7月には画業40周年を記念し、思い入れのある漫画5作品を収録した『折原みと傑作選』を刊行。節目を迎えたことについて、折原さんは「あっという間だった」と振り返る。

「"40周年"ということに、自分では全然気がつかなかったんです。改めて思い返すと、『るり色プリンセス』や、『神様の言うとおり!』などの初期の作品は長く連載していたこともあり、思い出深いものが多いですね」

折原みとさん
折原 みと(おりはら・みと)/茨城県出身、1964年生まれ。1985年に月刊『ASUKA』(角川書店)にて漫画家デビューし、1987年には小説家としても活動を開始。代表作『時の輝き』は110万部を超えるベストセラーとなり、映像化もされた。少女漫画から児童文学、エッセイまで幅広く執筆し、近年は横須賀を舞台にした児童向けシリーズ『うみねこ館の四姉妹』も手がける。日本文化や自然、日常生活から得た感性を作品に生かし、多彩な創作活動を続けている。Instagram:mito /60代バツなしおひとりさま (@60life_mito)が好評。2024年に防災士の資格を取得。公式HP(https://lyricberry.wixsite.com/orihara-mito)(写真:折原さん提供)
次ページ自然と愛犬との幸せな暮らし
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事