冬が旬。老化を緩やかに「腎」を補い「胃腸」を養う山芋の力をあますところなくいただこう――薬剤師が解説する"凄い効果"と"食べ方のコツ"

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●つくね

キメの粗いとろろをビニール袋で100グラム程度作り、そこにほかの具材(ひき肉100グラム、おろししょうが小さじ1、塩コショウ少々、しょうゆ小さじ1)を入れて、手でもんで混ぜます。

ビニールの一番下の角をハサミで切り、油をひいたフライパンに直接しぼり出して焼きます。 余ったらビニールに入れた状態で冷凍保存しておけば、解凍して焼いて食べることができます。

洋風のグラタンにしてもOK

●グラタン

薄切りにしたマッシュルーム4~5個を、バターまたはオリーブオイルで水分がなくなるまで炒めます。ビニール袋で大ざっぱに砕いた山芋に塩コショウを振り、混ぜます。耐熱皿に移して、チーズをのせて、オーブントースターで15分程度焼きます。

●蒸し野菜

蒸し器にキャベツやきのこなどを敷いて、その上に山芋を置いて蒸します。こうすればヌルヌルが蒸し器につきにくくなります。

●汁物

鍋にお湯を沸かし、水で戻した塩蔵ワカメをキッチンバサミで切りながら入れます。中華風スープにするなら、無添加の中華だしの素、塩コショウ、しょうゆ、ごま油で調味。みそ汁にするなら、無添加の和風だし、みそを入れて調味します。

輪切りにしたおくら、皮のまま輪切りにした山芋カットを入れて、火が通ったら出来上がりです。とろみがつくので、調味料は先に入れたほうが溶けやすいです。

このネバネバが元気のもと(写真:食文化/PIXTA)
平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表

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ひらぢ はるみ / Harumi Hiraji

東洋鍼灸専門学校非常勤講師、日本東洋医学会代議員。朝日カルチャーセンター、津田沼カルチャーセンターなどで漢方関連の講座を担当。明治薬科大学薬学部卒業後、漢方薬局勤務を経て、東洋鍼灸専門学校に入学。漢方治療の大家である寺師睦宗氏に漢方を、石原克己氏に鍼灸を、クリシュナU.K氏にアーユルヴェーダ医学を学ぶ。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る・動かす・食べるで健康になる』(日貿出版)など。You tube「平地治美・漢方チャンネル」も開設。ブログ「平地治美の漢方ブログ」。

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