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「仕事はシェア」「週休3日」。イギリスの"給与も職責も変わらない"母親の働き方――なぜ日本は海外に学べないのか。女性のキャリアを阻む壁とは

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子どもをもつ女性が「仕事のキャリアを継続できる仕組み」とは? イギリスの制度を紹介します。同時に、自らの思考パターンを見つめなおす方法についても考えてみましょう(写真:Levranii/PIXTA)

「就業規則では、パート勤務に切り替えると現在の業務は任せられない。退職扱いとなり、正社員への再登用はない」

制度だから仕方ない――その一言で、筆者の長年の積み重ねが静かにほどけた。無力感が押し寄せ、駅の階段を上る足は鉛のように重く、保育園までの道のりが果てしなく感じられた。

働き方を緩められない日本

「子どもが小さい間だけ、働き方を緩めたい」という願いは、規則の前に消えた。筆者のこの体験は、決して特別ではないだろう。

日本社会の中で、同じ地点で立ち止まった女性は、少なくない。では、ほかの国でも同じなのか。世界100カ国以上の現地在住日本人ライターたちの集まり「海外書き人クラブ」の会員である筆者は、こんな問いを胸に、ロンドンで働く女性たちの声に耳を傾けた。

【写真・図表】日本とイギリスの柔軟な働き方に関する政策・運用の違い(7枚)

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【ジョブシェアを活用するシングルマザー】

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