血糖値を10日間測ったら…50代男性記者の衝撃の結果「ポテトで爆上がり」「早朝覚醒で低血糖」から見つけた"朝ダル"解決の「超簡単MYルール」
ポテトフライを食べ始めると、100mg/dLぐらいだった血糖値はみるみる上昇して170mg/dLに。そのあとにパエリアを食べ、しばらくすると196mg/dL。さらにデザートにバスクチーズケーキを妻と半分ずつ分けて食べたところ、198mg/dLに達した。
血糖値と一緒に自律神経のバランスを計測すると、食前には交感神経が優位だったのに、血糖値の上昇とともに副交感神経が優位になっていた(自律神経バランスは、メディカル・データ・ビジョン社の「カルテコ」アプリで計測)。<食事で体内に糖が入ってくる→血糖値が上がる→副交感神経が優位になる→インスリンが分泌→血糖値が下がる>ということか?
食事を終えたあと自宅まで30分かけて徒歩で帰ったところ、血糖値は少しずつ下がり、自宅に到着したときには77mg/dLに落ち着いた。

医師、溝口氏の意見は…
今回の血糖値チャレンジに関しては、医学的な見地から、医師のアドバイスも受けた。
日常生活と血糖値の関係に詳しい医師の溝口徹氏(みぞぐちクリニック院長)は、この血糖値の変化について、次のように話す。
「どんな食事をすると血糖値が上がるのかは、人それぞれ違うものの、ある程度の傾向はある。グリセミック・インデックス(GI値)という食後血糖値の上昇度を示す指数によると、じゃがいものGI値は90と高い。それに魚介と米を使ったパエリアも加わって、血糖値は急上昇したのだろう」
一方で、「食後に歩いて自宅に帰ったのは、とても理にかなっている。インスリンの過剰分泌が血糖値の急低下を招く。『箸を置いたら靴を履け』というように、食後の運動はインスリンを使わずに上昇しすぎた血糖値を下げるので、お勧めできる行動だ」 と指摘。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら