サイバー犯罪集団を追え!ジャッキー・チェン主演最新作《シャドウズ・エッジ》を解説。一度はオファーを断ったけど…出演決定の背景は?
きらびやかなカジノと歴史的な街並みが共存する観光都市マカオ。
だがネオンに彩られた街並みの裏では、正体不明のサイバー犯罪集団が暗躍。巧みな変装技術と、高度なハッキング技術を武器に、警察のAI監視システムを嘲笑うかのように犯行を重ねていた。
そんな彼らになす術もなく、八方塞がりとなっていた警察の最後の切り札となったのは、すでに現役を引退していた元警察官のアナログな捜査手法だった――。
ハリウッドでも活躍する“アクション映画界の至宝”ジャッキー・チェンの最新作となる映画『シャドウズ・エッジ』が12月12日より全国公開される。
中国では今年8月に劇場公開され、公開2週目から4週連続でナンバーワンを記録。わずか1カ月で12億元(約250億円)を突破するメガヒットを記録するなど、中国の夏興行を牽引する大ヒット作となった。
ジャッキー・チェンが元警官役を演じる
ジャッキーが演じるのは、元マカオ警察・伝説の追跡エキスパートで、現在はすでに定年退職し、穏やかな隠居生活を送っていたホワン・ダージョン(黄徳忠)。
射撃、尾行、潜入捜査、情報収集に精通し、麻薬密売や臓器売買組織にも潜入した経験もあるエキスパートだが、監視ネットワークとAIの登場で捜査現場の最前線はすっかり様変わり。現場の警察官からは「化石を招いて何になる?」という辛辣な声も。



















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