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低価格を強みにする小型店「トライアルGO」が東京進出、価格面では優位に立つが店舗拡大に立ちはだかる高い壁

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トライアルGO
2025年11月7日に開業した「TRIAL GO 西荻窪駅北店」。初日にはオープンを待つ客で行列ができた(記者撮影)

11月7日。東京・杉並区の住宅街にオープンした店舗には、次から次へと買い物客が吸い込まれていた。50坪(約165㎡)程度の店舗は、一見するとコンビニエンスストア。しかしこの店舗、じつは大手ディスカウントストアが展開する小型店舗「TRIAL GO」(以下、トライアルGO)だ。

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、山積みされた弁当や総菜だ。しかもコンビニの商品とほぼ同じサイズなのにかなり安い。

かつ重が税込み価格で343円、新鮮な魚介を使った海鮮漬け丼は570円、鮭の入った手巻きおにぎりは118円──。

買い物に訪れた人たちは「コンビニなどよりもかなり安い」「近くのスーパーよりも品ぞろえが良い」といった感想を口にしていた。

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