千葉市に"平屋だけ"全50邸の分譲地。「階段ない・空が広い・緑いっぱい」子育て終えた夫妻が選んだ暮らし
とはいえ、ワンフロアになったため階段の上り下りがなくなって楽になった反面、運動不足も実感しているそう。
「前の住まいは2階がリビングで否応なく、毎日階段の上り下りで足腰を鍛えていたんだなと思いました。もちろん、もっと歳をとれば階段は大変になるかもしれないけれど、思いのほか運動不足になるな、と思いました。だから、最近はこの周辺を散歩するのが日課です。このあたりは平屋住宅ばかりだから空も広く、植栽も豊かで散策にぴったりです」(Aさん)
平屋住宅を選ぶ層は意外と幅広い
今回、Nさんご夫妻が選んだ物件は、平屋だけの分譲地「モリニアル川戸の森」――“森にある街”がコンセプトの分譲地だ。各住居の庭はもちろん、樹木や草花をふんだんに配した開発がされており、平屋だけの50邸は首都圏では珍しいだろう。
そこで、この分譲地を手掛けた拓匠開発の広報・舘林真菜(たてばやし・まな)さんにお話を伺った。
平屋を選ぶ方はどんな人だろうか? 前出のNさん夫妻のように、子育て期の終わった方が多いのだろうか?
「もちろん、子ども独立後のダウンサイズやフラットな生活を希望される50代~60代のご夫婦は多いです。しかし、実は若いファミリー層も多いんですよ。『モリニアル川戸の森』のご成約者さまの半分以上は子育て世帯や20~30代の若い世帯(2025年10月時点)です。“実家が2階建てで階段の上り下りが大変だったからワンフロアが良かった”“子どもの足音を気にせず、のびのび子育てしたい”“ペットを思う存分遊ばせたい“といったニーズが高いんです。トレンドになっているとも言えると思います」(舘林さん)

















