千葉市に"平屋だけ"全50邸の分譲地。「階段ない・空が広い・緑いっぱい」子育て終えた夫妻が選んだ暮らし
コンパクトゆえに「断捨離」はマスト
快適な平屋住宅ライフだが、準備には時間がかかった。夫妻が以前住んでいた家より、延床面積が狭くなるため、断捨離はマストだったからだ。25年以上、引越しをしないまま住んでいた浦安の住居はモノが増える一方だった。そこで、当時、前の職場を退職したばかりの夫のTさんが主に片づけを担当した。
「9割のモノを捨てたと言っても過言ではないです。最終的には家族に“必要なものは先に言って。さもないと全部捨てるよ”と言っていましたね。母の部屋は特に亡くなった父のモノも多く、姉たちにも来てもらって片づけました」(Tさん)
とはいえ、この大がかりな断捨離を経験し、「自分が亡くなった後のモノが少なくなったのは助かる。ちょっと前倒しの“終活”をしたとも思えます」とポジティブに捉えていらっしゃるそう。

















