【医師が解説】男性だけじゃない女性も注意!脳や心臓にダメージ、寿命を縮める…「いびき」が招く深刻問題〈危険ないびきチェック〉で確認を
最近は橫向き寝用の枕も売られています。パジャマやTシャツの背面にテニスボールを縫い付ける古典的な工夫も有効です。
なお、橫向きで寝る場合は、左向きがおすすめです。胃の内容物が食道に逆流すると、食道炎を起こして不快です。これは右向きで起きやすく、左向きで起きにくいのです。
健康を脅かす“危険ないびき”
いびきは単なる疲れや飲みすぎのせい――。そう思って放置している人も多いようです。しかし、実はいびきのなかには健康をおびやかす“危険”なタイプもあります。
まずは危険ないびきかどうかは、以下の項目でチェックをしてみましょう。いびきそのものでは判断できないので、症状で危険度を見ています。

危険ないびきの代表格は、途中で途切れたり、突然静かになったりするいびきで、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の典型的なサインです。最近では、パンサーの菅良太郎さんやサバンナの高橋茂雄さんらが、この病気で医師に診てもらっていることを公表しています。
■太ったおじさんの病気ではない
睡眠中の無呼吸というと“太ったおじさん”のがなるものと思っている人もいるかもしれません。しかしそれは間違ったイメージで、30~40代ぐらいの若い方でも、やせた方でも起こります(どんな人がなりやすいかは、あとでお伝えします)。
ちなみに、無呼吸とは10秒以上呼吸が止まる状態をいい、これが一晩に200回、500回と起きる人も珍しくありません。


















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