生命エネルギーの元「肺」の働きを高め、呼吸器・メンタル不調を改善する生活術――今すぐ摂りたい食材・始めたい生活術を漢方の専門家が指南

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秋の体調不良の原因と対策を、漢方に詳しい薬剤師が解説します(写真:かぱこさん/PIXTA)

秋も深まり、過ごしやすくなってきたのはよいのですが、急な気候の変化で体調崩す人が増えています。今の時期は、風邪やインフルエンザなど、呼吸器のトラブルが増える時期でもあります(実際、インフルエンザは流行期に入っているようです)。

実は、漢方の世界でも、秋は「肺」に不調が出やすい時期として、注意を促しています。

漢方における「肺」の役割

漢方の考え方でいうと、肺は大気からエネルギーを取り込んで「気」を作り出し、それを全身に届けるという働きがあるとされています。この働きは、西洋医学における肺の呼吸機能(酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する)とほぼ一緒です。

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