
会議中毒になっていないか?
世の中には、会議中毒の経営者やマネジャーがいる。
会議をして移動し、また会議をして移動する。新幹線や飛行機に乗って出張するのは会議のため。そんな経営者やマネジャーを迎えるため、現場は資料作り、事前打ち合わせ、根回しに追われる。やがて、会議が増えすぎて人を増やし、その人たちが新しい部署を作る――。
私は何事も、対価をもらう以上プロフェッショナルでなければならないと考えている。マネジャーもマネジメントにおいてプロフェッショナルであるべきだ。「達人」「プロフェッショナル」と呼ばれる人は、決して無駄な動きをしない。
これは日本の「美意識」にも通じる。
私は小学生のころから道場で剣道を習ってきた。達人と呼ばれる剣士たちは、まったく無駄な動きをしない。どんなに果敢に攻めようと、一瞬でかわされ、いつの間にか打たれる。これは茶道や華道にも通じる「美意識」である。
マネジメントの分野でもそうだ、
マネジメントの達人が組織の中に複数人いれば、業績が悪くなるはずがない。当然、無駄会議も、無駄資料も、無駄メールもなくなる。
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