「議論する価値ない会議」を開く人に欠けた視点 良い論点とダメ論点は何がどう違っているのか
会議にはAIM(狙い)が必要
「会議の企画」において、最も重要なのが会議目的を書き切ることです。会議目的を具体的に明文化できなければ、会議をしても、時間だけが浪費され、徒労に終わってしまうでしょう。
皆さんが、普段参加している会議目的を振り返ってみてください。会議目的を読んでみて、その会議の中で何を具体的に議論するかイメージが湧きますか? 議論する価値がありそうだなと思えますか? 会議が終わったときに、会議目的が達成できたかどうか客観的に判断できそうですか? これらはすべて会議目的の要件です。
私は、会議目的の要件を“AIM”というフレームワークで整理しています。私の創作したフレームワークですが、重要なポイントを押さえていると思うので、よかったらぜひ参考にしてください。
Achievable(目的が達成可能であること)、Impactful(目的達成できたら価値があること)、Measurable(目的達成度合いが判断できること)の頭文字を取って、“AIM”と呼んでいます。「会議にはAIM(狙い)が必要」と思っておけば、忘れないのではないでしょうか。
以下、詳細を解説します。まず、Achievable(目的が達成可能であること)について。
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