1000円でもバカ売れ→大量閉店で最盛期の3分の1まで減った「銀座に志かわ」。《高級食パンブーム》を経た同社がいま売る"意外なモノ"

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そうしたバラエティ豊かな路線を進むのが『SAKImoto bakery』だ。チーズタルト『PABLO』の姉妹ブランドとして2017年に誕生した同ブランドは、現在“ベーカリーとスイーツを掛け合わせた”コンセプトで人気を博している。

開発にパティシエが参画

「もともと2017年の創業当初は『高級食パン専門店 嵜本』という屋号で展開していました。それから5年後の2022年秋に『SAKImoto bakery』にブランド名を変更。いわゆる1個300円前後で購入できる個食用のアイテムを増やしていきました。

『Sakimoto bakery and more』で提供するスイーツデニッシュ。価格帯は350〜450円(税込)(写真:Sakimoto bakery提供)

以前から、食パン以外に『塩トリュフパン』や『クロワッサン』を展開していたものの、リブランディング以降はスイーツ路線を強化。生クリームとあんこが入った『“極生”クリームあんパン』や、蜂蜜とバターを絡めた『“極美”ハニートースト』など、映えや話題性も狙えるアイテムを拡充しています」

そう語るのは『SAKImotoBakery』営業統括本部副部長の水倉弘貴氏だ。ベーカリー×スイーツのコンセプトのもと、『SAKImoto bakery』では現場にパティシエが参画し、商品開発に携わっているのも特徴的だ。

Sakimoto bakeryの店舗外観(写真:Sakimoto bakery提供)
Sakimoto bakeryの個食用のパン(写真:Sakimoto bakery提供)
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