サンマルクが「お茶」に懸けるワケ "若者のコーヒー離れ"が変えたカフェの新しい形

カフェチェーンのティーカフェ業態参入が近年加速している。スターバックスは2020年7月より「スターバックス ティー&カフェ」をスタートし、15店舗を展開。タリーズは「タリーズコーヒー &TEA」を2017年から現在までに39店舗展開している。
そしてサンマルクカフェも2025年7月18日、「サンマルクカフェ&茶」の第1号店をオープンした。
なぜ、カフェチェーンが続々とお茶の市場に参入しているのか。サンマルクカフェに、お茶市場の盛り上がりの背景や同社の戦略を聞いた。
お茶カフェブランドも色分けされる
一口に「お茶」と言っても、紅茶、日本茶、中国・台湾などのアジアンティーと各種類ある。そしてお茶カフェブランドも、それぞれ特徴がはっきり分かれている。
スターバックスでは、ラテ、フルーツを使ったシェイクやスチーム、フラペチーノなど、ビジュアルが特徴的なドリンクが目立つ。茶葉は紅茶のほか、抹茶、日本茶と各種あるようだ。
タリーズは創業当時から販売している、こだわりの紅茶を使ったストレートティーを前面に押し出している。有名パティシエの監修によるスイーツ、ゆったりした時間や空間がコンセプトとなっているようだ。
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