
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第185回は、受験生のSNSとの向き合い方についてお話しします。
SNSで志望校の情報を仕入れる
最近の受験生は、SNSを見て受験情報を仕入れる場合が多いです。InstagramやX(旧Twitter)、YouTubeなどを通じて、受験情報を収集しています。
「SNSなんて、受験に役に立つの?」と思う人も多いと思いますが、使い方によっては活用できるポイントがあります。
例えば、志望大学に受かった人のリアルな情報を仕入れることができます。志望校に合格した人が、どんな生活を送り、どんな勉強法を実践していたのか。それを手軽に知ることができるのは、受験生にとって貴重なことだと言えるでしょう。
しかし、SNSに向いていない人もいます。使い方を誤ったことで、成績が下がってしまう受験生も少なくありません。
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