「大股で早歩き」はNG! "脊柱管狭窄症…からの寝たきり"を防ぐ【正しい歩き方】のポイント4つ

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老化や活動量の低下による筋肉量や筋力の低下が「寝たきり」の原因に(写真:プラナ/PIXTA)
いわゆる「寝たきり」のリスクは、加齢による運動機能の低下や、脳や神経の障害など、さまざまな要因によって高まりますが、中でも、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医の芳村憲泰氏が注視するのが、「脊柱管狭窄症」の患者が陥りやすい筋力の衰えです。
そこで本稿では、脊柱管狭窄症の患者でも簡単に取り組める運動習慣、とりわけ「ウォーキング」の重要性と、その注意点について、芳村氏の著書『脊柱管狭窄症の痛み・しびれリセット法』から、一部を抜粋・編集する形で解説します。

「寝たきり」の原因ともなる脊柱管狭窄症

みなさんは、ロコモ(ロコモティブシンドローム)をご存じでしょうか?

ロコモとは、骨・関節・筋肉・神経といった運動器の機能が低下し、立つ、歩くなどの移動機能が低下した状態を指します。進行すると、要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。

ロコモの原因には、運動不足、肥満、過度なダイエット、関節や骨の疾患、筋力低下、加齢などが挙げられます。また、脳や神経の障害が影響する場合もあります。

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