「大股で早歩き」はNG! "脊柱管狭窄症…からの寝たきり"を防ぐ【正しい歩き方】のポイント4つ

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痛みや疲れを感じる場合は、こまめに休憩をとりながら、負担の少ないペースで続けることを心がけましょう。

おすすめしたい「ついでウォーキング」

ウォーキングのよいところは、いつでも、どこでもできることです。そこで、私がおすすめしているのは、「ついでウォーキング」です。

『脊柱管狭窄症の痛み・しびれリセット法』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

職場に通勤している人は、いつもより早く家を出て、いつもと違うルートで駅まで歩いてみるのはいかがでしょうか。

帰りは、最寄りの駅の1つ手前で降りて、家まで歩いてみるのもおもしろいと思います。「こんなお店があったんだ」など、いままで気づかなかった新しい発見があるはずです。

あるいは、ショッピングモールやアウトレットモールへ買い物に行ったとき、ウォーキングをしてみるのも楽しいかもしれません。

雨や猛暑といった天候に左右されませんし、交通事故にあう心配もありません。

スポーツウェアに着替えて、スニーカーをはいて外に出るというひと手間が、三日坊主の原因になります。「ついでウォーキング」を、日々の生活に取り入れてみてください。

芳村 憲泰 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医

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よしむら かずひろ / Kazuhiro Yoshimura

日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医。日本脊髄外科学会認定医・指導医。日本脳神経外科学会専門医・指導医。

1994年、灘高等学校を卒業後、大阪市立大学医学部に入学。卒業した2001年より、大阪大学医学部付属病院、大阪府立成人病センター、医誠会病院、行岡病院などに勤務。2013年からは大阪脳神経外科病院に勤務し、脳脊髄外科部長を経て、2023年に大阪市東淀川区に「よしむら脳神経・脊椎外科クリニック」を開院した。

もともと専門分野に脳神経外科を選ぶも、キャリアを重ねていく中で脊椎の病気について深い学びを得て、現在は、脳神経外科専門医であり、かつ、脊椎外科を専門としている。脊椎外科では1000件を超える手術経験があり、内視鏡手術を得意としている。

「ひとりでも多くの方の痛みやしびれを治し、不安を取り除く」をモットーにした治療で、全国から診察希望者が押し寄せている。

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