76歳にして骨密度が135%!! 鎌田實さんが50年かけてたどりついた「かまた体操」で高める"5つの力"
この血管の老化を防ぐカギとなるのが、一酸化窒素(NO)です。NOには血管を広げてやわらかくする働きがあり、まさに血管を若く保つ救世主。NOは簡単な運動で増えるので、かまた体操で若い血管を保ちましょう!
「脳の若返り」や「腸活」にも効果的
かまた体操では、太ももやふくらはぎなどを使う動きを積極的に取り入れました。その理由のひとつは、大きな筋肉を動かすことで、「マイオカイン」が増えるからです。
マイオカインとは、筋肉から分泌されるホルモンの総称で、別名「若返りホルモン」。血圧や血糖値を下げる働きから、がん予防まで、さまざまな健康効果が期待されています。
さらに注目すべきは、マイオカインの中には、脳細胞の成長や修復を助けるものもあること。筋肉を動かすたびに脳も元気になる、そんなイメージでかまた体操を行いましょう。
腸は免疫細胞の約7割が集中するうえに、最近では「脳腸相関」といって、脳と腸が密接にかかわっていることがわかってきました。幸せホルモンのセロトニンも腸でつくられます。幸せを感じたいなら腸を動かすこと。
そんな腸を強くするために、かまた体操では、「縮める」「伸ばす」「ひねる」という3つの動きを取り入れました。この動きは、腸をダイレクトに刺激しながら腹圧を高めるため、便秘の解消にも効果的。免疫力も高まり、病気になりづらい体になっていきます。
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