動脈硬化や大腸がんの引き金に
胃腸は、食物の栄養を消化・吸収して、活動するエネルギーを作り出す、いわば元気の要となる臓器。ところが、気候の変化や生活習慣に影響されやすいとてもデリケートな臓器でもあります。
腸の働きが弱くなると、腸内に悪玉菌が増えやすくなります。近年の研究により、この悪玉菌が発生させる腐敗ガスが、私たちの健康に大きな影響を与えていることがわかってきました。
悪玉菌が産生するこの腐敗ガスは、おならや便、体のにおいを臭くするほか、腸の粘膜から吸収されて血液中に入り、皮膚までたどり着いて肌荒れを引き起こす原因になります。
また悪玉菌の増加は、ホルモンの分泌にも影響を与え、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を抑制します。すると、疲れやすい、イライラする、やる気が出ないといった症状をもたらし、メンタル面にも大きな影響を与えるのです。


















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