医師推薦「発酵食品の産地」を変えると腸が整う 異なる菌が腸内で働き、善玉菌が競い合う?
細菌やウイルスから体を守ってくれるうえに、脳との関連もわかり始めてきた腸。病気を遠ざけ、脳を働かせ、いくつになっても健康で元気でいるためには、腸の健康が欠かせません。健康・長生きの要ともいえる腸を元気にする秘訣は、何を食べるか、どう食べるか。医師の鎌田實先生の著作『医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式 長生き食事術』より、腸を健康にする食事術を一部抜粋してお届けいたします。
2つ以上当てはまったら要注意!
腸は言うまでもなく栄養を消化・吸収する臓器ですが、免疫細胞の約7割が集中していて、体内に侵入した病原菌などから体を守る働きもしています。
さらに近年は、腸には約1億個の神経細胞があり、自律神経を介して脳とつながっていることがわかってきました。これを「脳腸相関(のうちょうそうかん)」といって、ストレスでお腹が痛くなったり、腸の調子が悪いとうつうつとしたりするのはこのためです。
いわば腸は「第二の脳」。
腸を整えることで、脳の健康にもつながります。
また、腸内の悪玉菌が増えると炎症を起こし、睡眠障害や認知機能の低下、大腸がんなどの原因に。
まさに腸は、「長生きの要」なのです。
そんな腸を健康にする食べ方を紹介する前に、まずは「鎌田式 腸の健康チェック」で、あなたの腸の状態をチェックしてみましょう。
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