
意外な最期が少なくない歴史人物たち
歴史人物たちの生涯を調べていると「こんな死に方だったとは……」と絶句するような人生の最期を知ることがある。
「本能寺の変」で織田信長を討つも豊臣秀吉との戦に敗れて最期は百姓に竹槍で殺されたといわれる明智光秀、砂の上で図を書いて問題を解いているときに邪魔されたことに激怒し憲兵に食ってかかったために刺殺された数学者のアルキメデス……。
サグラダ・ファミリアの建築現場での仕事を切り上げて帰る途中に路線電車に轢かれた建築家のガウディ、雪のなかで鶏肉を冷凍したらどうなるかを実験していると悪寒に襲われて倒れてそのまま亡くなった哲学者のフランシス・ベーコン……。
自分が死ぬ日を予言してその日になると自ら命を絶った占星術師のジェロラモ・カルダーノ、宮廷の女房を驚かせようと滑りやすい石を廊下に並べてまずは自分で試したところ後頭部を強打して12歳で亡くなった四条天皇……。
古今東西で意外な最期があるものだが、「江戸のクリエーター」として名を馳せた平賀源内もまた予想もつかないかたちで、人生の幕を閉じた。
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