「住みたい街ランキング2025」過去最高順位に急上昇の藤沢を深掘り! 自然豊かで子育て環境の評価が高い、フレンドリーで"ロコ味"のある街

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注目は2021年にできた「大道子どもの家(わくわくランド)」。藤が岡保育園の建て替えに伴いできた「藤-teria(ふじてりあ)」内にあります。

建物には、保育園や学童、小児科や集会室も入り、藤沢駅北口エリアの地域交流の拠点となっています。子育て関連施設が一カ所にまとまっているので、きょうだいの子育てでもワンストップで動けるのが魅力です。

大道子どもの家の施設内の様子
地域子どもの家は、ダイナミックに体を動かせる屋内遊具が充実。天候を気にせず子どもを遊ばせられるのもうれしい(画像提供/大道子どもの家(わくわくランド))

人口は右肩上がり。住宅価格の高騰で郊外に注目

現在は約44万人と人口が増加中の藤沢市。藤沢市の発表では、緩やかに上昇が続き2035年の約45万人がピークとなる予想となっています。2014年以降で約2.25万人増加しており、年2500人ペースで増えています。

総人口の推計
藤沢市ホームページより

最近の人口増加の要因の1つは、2020年よりコロナ禍の影響でテレワークが浸透したことで通勤時間を気にせず住まいを選ぶ人が増えたこと。また、住宅価格の高騰により、手の届く郊外に注目が集まったことで拍車がかかったことがうかがえます。

藤沢駅を中心に住宅の供給状況を見ると、駅の北側と南側では傾向が大きく異なります。

北側エリアは、駅南に比べ家賃や物件価格が安く、小規模な戸数での分譲一戸建ての供給も安定して多いエリアです。新築一戸建ての相場は駅から徒歩10分程度だと約5000万円~6000万円。湘南台方面に向かって敷地が広くなっていくので宅地面積は確保しやすい傾向です。

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