
(写真:David Paul Morris/Bloomberg)
アメリカのS&P500指数が2月19日に過去最高を記録して以来、本稿執筆時点までの下落率は10%を超え、同期間の半導体株のETF(SMH)は20%を超える下げとなっています。
しかし、同ETFが過去最高を記録したのは2024年7月ですから、そこから計算した場合の下落率は30%近くとなります。定義的には、下落率が20%を超えた時点でベアマーケット(弱気相場)入りです。
このような低迷状況にある半導体株は今、買い候補になるのでしょうか? 次の2つを参考にして、米国株の半導体10銘柄を選んでみました。
①著名投資家のウィリアム・オニール氏が有名にしたレラティブストレングスインデックス(RS指数)
②財務諸表、株価動向、アナリスト予想などの分析に基づいた投資情報サービスのシーキング・アルファ
それでは早速、10銘柄を見てみましょう(チャート画像はTC2000を基に作成)。
ソフトウェアと半導体の二刀流
ブロードコム(AVGO):月足チャート
ソフトウェアも有力な、半導体の世界大手。上部の水色の線は12カ月移動平均線です。見てのとおり上昇が続き、長期の上昇トレンドは崩れていません。
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