
(写真:nara / PIXTA)
ここ数年、好況に沸いてきた半導体業界が曲がり角にさしかかっている。本特集ではトランプ関税の影響や変調を来すAI投資の動きを追った。
来期に売上高の高成長、高配当利回りが見込まれる半導体・データセンター関連の日本株をリストアップした。
半導体・データセンター関連銘柄の中にも高配当株は眠っている。首位は電子部品の卸売りやHDD部品製造を手がける黒田グループで、昨年12月に再上場したばかり。株価は低水準ながら積極的な還元策を打ち出しており、2026年3月期予想ベースの配当利回りは6.8%と高い。
利回り6.5%で3位タイのTHKは、半導体製造装置などに用いられる直動案内機器で世界シェア5割超。配当だけでなく自己株買いによる還元も重視している。
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