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期待の大型IPOは空振り 「コアウィーブ」の誤算。2023年のアーム以来の調達規模だが……

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ナスダック市場でIPOをしたコアウィーブ
(写真:Lucia Vazquez/The New York Times)

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ここ数年、好況に沸いてきた半導体業界が曲がり角にさしかかっている。本特集ではトランプ関税の影響や変調を来すAI投資の動きを追った。

期待の大型IPO(新規株式公開)は、尻すぼみの結果となった。

エヌビディア製の高性能GPU(画像処理装置)を使った計算能力を企業にレンタルする米国のコアウィーブは3月28日、ナスダックにIPOを実施。市場から15億ドルを調達し、2023年のアーム以来の大型IPOとなった。

ただし、資金調達額は当初見込んでいた40億ドルから15億ドルに大幅に縮小。320億ドルと見込まれていた公開価格ベースの時価総額も230億ドルにまで引き下がった。

懸念は特定顧客への依存

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