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プロダクトを強くするアートマインドセット

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「感動→感覚→アート作品→感覚→感動」

私は、この一文にヒントを得て、アートがいかにアートたりえるかをアートマインドセットとして図式化しました。

(出所)Kandinsky,W.[1913]”Malerei als reine Kunst” Der Sturm 178/179: 98-99をもとに筆者作成。

カンディンスキーのいう「感動」は、実際には、それ以上の意味合いが含まれ、「感動」よりも強い意味合いのemotionが定義されています。これは一時の激しい感情の昂ぶりを暗示しており、「熱狂」が最も適切な意味合いとなります。

そこで、アートマインドセットでは、「感動」は「熱狂」に置き換えて表現しました。

最も重要なのは、創り手本人の「熱狂」

アーティストの内から湧き出る「熱狂」は、その「感覚」を通して「アート作品」となります。その後「アート作品」を見た鑑賞者は、自身の「感覚」を通じて「アート作品」から何かを感じ取り、アーティストやアートについて深く探求し、アーティストが感じた「熱狂」を追体験することになります。

アーティストの熱狂から、鑑賞者の熱狂へ。ここで初めてアートは、アートとしての役割を果たすことができます。

「熱狂→感覚→アート作品→感覚→熱狂」

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【日本企業に求められるアートマインドセット】

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