
創造への衝動は、現実を書き換える力を持つ
今、ビジネスに求められているのは、創り手の「熱狂」です。
創り手自身がまず熱狂することで、出来上がるプロダクトにも熱狂が宿る。それなしに、ユーザーを熱狂させることなどできません。
ならば、熱狂させ続けるプロダクトとは、いかなるものか。筆者の近著『熱狂的ビジネスモデル』では、ワシリー・カンディンスキーの一文「熱狂→感覚→アート作品→感覚→熱狂」からインスピレーションを得て「アートマインドセット」として体系化しました。
アーティストの内面から湧き出る「熱狂」は、その「感覚」を通して「アート作品」となります。その後「アート作品」を見た鑑賞者は、自身の「感覚」を通じて「アート作品」から何かを感じ取り、アーティストやアートについて深く探求し、アーティストが感じた「熱狂」を追体験することになります。ここで肝心なのは、「まず創り手の熱狂ありき」という点です。
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