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「介護は嫁にやらせよう」「家族は忙しいから自分1人でやろう」は破綻する!”介護サービス”を頼らないことは社会迷惑にすらなる

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施設に預けたら終わりではなく、施設に入った患者さんのために、家族にはすべきケア、できるケアがあります。

ですから、家で看るのが大変な段階が来たら、迷わず介護施設の力を頼る。まずは、そんなことを覚えておいてくださいね!

1人で介護している男性に伝えたいこと

最近は認知症の親御さんの面倒を、退職後の息子さんが看ることも増えてきました。高齢化が進んで親御さんが長生きしますから、認知症が出てくるのが、息子さんの退職後……ということも多いんですね。

そのとき、お嫁さんはパートをしているなどして、家の中で時間があるのは退職後の息子さんだけのこともあります。あるいは、未婚の方が1人で親御さんの介護をしているケースも多いです。

それで、男性の介護者さんなんですが、「やる」と決めたら、とことんやろうとする方が少なくありません。しかも、男性の多くは、周りの力を頼ることに慣れていません。そのせいで、患者さんの食事のお世話を始め、通院や散歩の付き添いや、入浴のお世話、おむつ交換なども、たった1人でやろうとします。そうやって頑張りすぎた結果、介護ウツになる方がけっこういるのです。

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そんな男性介護者さんにお伝えしたいのが、「外部の力を頼ることを覚えてください」ということ。

私も男だからわかりますが、「助けてほしい」と周囲に言うの、慣れていないとちょっと勇気がいりますよね。

でも、1人しかいない介護者さんが倒れると、患者さんの面倒を看る人がいなくなってしまいます。そうなれば困るのは患者さんです。

ですから、介護者さんに余裕があるうちから、ケアマネジャーや介護サービスなどの外部の力を頼れるようにしておく。 

それが、あなたの大切な家族を守ることに繋がります。

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