【住みたい街ランキング2025 関西版】梅田が4年連続で1位! 「穴場だと思う街」には大国町&桂がTOP5に初ランクイン

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理由はやはり西日本最大のターミナル、JR「大阪」駅北側のうめきた再開発を中心とする地域整備だろう。

昨年はうめきた2期「グラングリーン大阪」が先行街開きし、駅前に広大な都市公園が誕生した。緑豊かな芝生広場が広がり、オフィスやタワーマンションなどが集約した新しい街は、利便性だけでなく自然や癒やしにも配慮した、まさに若い人たちが求める都心居住の舞台といえそうだ。

うめきた再開発の波及効果で周辺エリアでも分譲マンションの供給が相次いでいる。「梅田」は単なるビジネス街ではなく、暮らす場としてのイメージも定着したと考えられる。

リーズナブルに住める「大国町」「桂」

「得点ジャンプアップした街(駅)ランキング」で「梅田」を抜いて「京都」が1位を獲得(333点→450点)。6位の「大国町」(総合ランキング71位)、9位の「あびこ」(総合ランキング77位)は、どちらも例年、100位まで紹介している総合ランキングに初ランクインした。

「大国町」は「穴場だと思う街(駅)ランキング」でも4位にランクインし、初のトップ5入りを果たしている。

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表中の※印のある駅について、以下のように複数駅の得点を合算している
※1 梅田、大阪、大阪梅田、東梅田、西梅田、北新地
※3 天王寺、大阪阿部野橋、天王寺駅前
※5 心斎橋、四ツ橋
※6 烏丸、四条(表:SUUMOジャーナル編集部)

「大国町」の人気急上昇の理由は何か。街の魅力項目として、「物価が安いと感じる」「コストパフォーマンスがよい飲食店や個人商店がある」「住居費が安いと感じる」などが挙げられた。

駅徒歩3分に水産や青果の卸売業者が軒を連ねる「大阪木津卸売市場」があり、一般客も気軽に利用できる。市場内での月2回の朝市での食べ歩きや競り体験も楽しみのひとつだ。

昔ながらの雰囲気を残しながらも、2023年にオープンした「なんばパークス サウス」を皮切りに都会的な街へと変化も遂げている。

四つ橋線と御堂筋線の交差地点に位置する「大国町」は「なんば」や「心斎橋」へのアクセスもしやすいため、「いろいろな場所に電車・バスで行きやすい」「通勤・通学など特定の場所に行きやすそう」が魅力項目の上位に。性年代別では男性40代と女性20代、ライフステージ別では共働きの夫婦のみ世帯、共働きの夫婦と子ども世帯の得票が伸びている。

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