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フェイスブックが「昔の姿」に戻ろうとする理由。今のSNSはもはやテレビ、“古きよき機能”で差別化

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(写真:David Paul Morris/Bloomberg)

昨年、メタのCEO(最高経営責任者)マーク・ザッカーバーグとその側近の1人、トム・アリソンは、ソーシャルネットワーキングの未来のためにフェイスブックをどう再構築したいか話し合っていた。

学生寮のプロジェクトから時価総額1.5兆ドルの企業へとフェイスブックを成長させ、それをメタと改名したザッカーバーグは、ソーシャルネットワークのオリジナルの理念、つまり彼の言う「元祖フェイスブック」の雰囲気を復活させたがっていたと、アリソンはインタビューで語った。長年にわたって機能を追加し続けた結果、フェイスブックの主要機能の一部が埋もれてしまっていると経営陣は感じていたわけだ。

そこで、彼らは自らにこう問いかけた。昔のフェイスブックに似た機能をつくってみたらいいのでは——。

「友達タブ」は友達と家族だけ

3月27日、メタはまさにその通りのことを、ちょっとした調整で実現した。メタはフェイスブックのアプリに、友達と家族の投稿だけを集めたニュースフィードを新たに搭載したと発表した。

「友達タブ」と呼ばれるこの新機能は、これまで友達リクエストや友達候補を表示していたタブを置き換えるもので、代わりに写真、動画ストーリー、テキスト、誕生日通知、友達リクエストなどの投稿がスクロール形式で表示されるようになる。現時点では、この新機能はアメリカとカナダのユーザーのみが利用できる。

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