外国の小麦には「プレハーベスト」といって収穫直前に「除草剤」が散布されているケースがあります。
なぜ収穫直前に除草剤をまくのかというと、枯らしてから収穫したほうが効率がいいからという理由です。
この「プレハーベスト」に使われるのが「グリホサート」です。
「グリホサート」は世界で最も多く使われている除草剤で、小麦に対しても多く使われています。
しかし、この「グリホサート」は残留が多く、発がん性を不安視する意見もあります。
私に言わせれば、安全性は「黒」ではないけれど、「真っ白」ともいえない「グレー」です。
ちなみに日本の小麦栽培においては「ポストハーベスト」も「
「ダブルスタンダード」がまかり通っているわけです。
おやつの小麦粉問題、どうすればいい?
では「安全性の高い小麦粉」を使いたいならどうすればいいでしょうか。
「国産小麦」か「有機JAS農業のもの」を買うしかありません。「裏ラベル」である「原材料表示」をよく見て買いましょう。
しかし、日本で消費されている国産の小麦粉は、わずか1割程度。国産小麦の生産量は増えてはいますが、現状においてはほとんどが輸入小麦です。
最近は物価が高くなりましたが、それでも「リースナブルな値段で買えるお菓子」は輸入小麦が使われているものが大半です。
そうであれば、やはり「安心できる材料」を使って手作りするのが一番ではないでしょうか。
そしてお菓子は必ずしも小麦粉を使う必要はありません。
米粉を使ったり、ご飯を使ったり、サツマイモやフルーツ、ゼリー、卵を使ったものでもいいわけです。そのほうがバリエーションも広がります。
私が長年かけて「無添加×安心×美味しい」「軽食・おかずにもなる」をコンセプトに考案した「安部おやつ」には「小麦粉を使わないおやつ」もたくさんあります。

米粉を使った「米クドチーズケーキ」「大人の珈琲小豆ゼリー」「新食感! お麩ラスク」など、小麦粉を使わないヘルシーなお菓子もたくさん紹介しています。

ご自身はもちろんのこと、お子さんや家族には「安全なおやつ」を食べさせてあげてください。

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