「アリ戦の後、猪木さんは控室で泣いていたな」 藤原喜明が振り返る「永遠の師匠」の生き様

みんな「猪木のためなら死ねる」と思っていた
今、あらためて振り返ってみると、猪木さんはプロレスラーとして本当に素晴らしい人だったよ。「プロレスは闘いである」という猪木さんが死ぬまで言い続けた言葉もまったくそのとおりだと思う。
昔の新日本プロレスのレスラーたちは、そんな猪木さんのプロレスに対する姿勢に共鳴し、賛同し、また尊敬していたからこそ、あれだけの熱を生み出せたんじゃないかな。
昨年(2024年)、『猪木のためなら死ねる!』っていうとんでもないタイトルの本が出たけど、本当にそう思わせてくれる人だったんだよ。俺も含めて、みんな純粋だったな。佐山なんかもそういうタイプだったから、若い頃、猪木さんに何かあったら命を張ってたような気がする。
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