99%が誤解「フリーランスの働き方」の意外な実態 「自由」という名の「甘え」に溺れてはいけない

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ならばモチベーションとは何でしょうか。それは「動機」です。ゆえにモチベーションがある/ない、もしくは強い/弱いという言い方は正しいですが、高い/低いと表現するのは間違いです。

強い動機がある人は必ず稼げる

私がこれまで努力を継続できたのは、やる気=テンションに頼らなかったからです。

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いつも自分の中で、「これだけは絶対に譲れない」という、頑張り続ける理由があるかどうか。それがモチベーション=動機です。

あなたの周りにもなんとなく「もっと金を稼ぎたいなあ」などと言っている人がいるかもしれませんが、そういう人は稼げるわけがありません。なぜなら、強い動機がないからです。

たとえば誰かに「1カ月後までに1億円を作ってきてください」と言われたらどう思いますか? ワンチャン稼げたらラッキーだなと夢想するくらいでしょう。これが多くの人の「稼ぎたい」という動機のレベルです。

逆に強い動機がある人は必ず稼げます。たとえば反社会的勢力にあなたの家族が捕まって、1カ月後に1億円持ってこなければ殺すと脅されたらどうでしょう。死ぬ気で1億円を稼ごうとしますよね。これがモチベーション=動機なのです。

大坪 拓摩 日本デザイン代表取締役

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おおつぼ たくま / Takuma Otsubo

1986年、東京都生まれ。15歳で飲食店でのアルバイトを始め、武蔵野美術大学建築設計学科を中退後、スーパーゼネコンの現場監督として従事。“徹夜ゲーム”で身につけた体力と精神力を武器に月4,500時間にも及ぶハードワークをこなし、圧倒的な成果を上げるも、上司のような人生を歩む未来を想像できず退職。その後、独学でデザイン全般を習得し、起業。

「自分が100点を取るより、勉強が苦手な同級生に100点を取らせるほうが面白い」と幼少期から培ってきた“クライアントファースト”の視点が顧客の心をつかみ、起業からわずか半年で月収150万円を達成。また、IT、セールス、プロジェクトマネジメント、Webデザイン、マーケティング、コピーライティングなど、約30業種にわたる経験を活かし、フリーランスながら最高月商2,000万円超を記録。

その後、株式会社日本デザインを設立。これまでに1,000名以上の起業家やフリーランスを育成。「日本の教育を変える」ことを目指し、単なる知識ではなく、実社会で即戦力となるスキルを提供する教育を広めている。また、デザインを通じて日本の国力と幸福度を高めることをライフワークとしている。

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