子のしつけ「厳しく」と「のびのび」決定的な学力差 子が取り組む課題は「MUST・CAN・WANT」に分ける

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さらにその後、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』を映画館で観てドハマりし、ゴジラ熱が高まったので、ゴジラ関連の本を本棚に忍ばせておくようにしました。すると、『シン・ゴジラ』などの過去のゴジラ作品を観あさるようになり、山崎貴監督のドキュメンタリー映像を観たりして、「自分は映画監督になるんだ」と言いだしたりしました。

「ゴジラのフィギュアを使って撮影したい」というのでスマホで録画させると、自分で物語を作って楽しそうに作品を撮っているのでした。

「このパターンはすごいぞ……!」というのが、私たち夫婦の実感です。
電車、恐竜、ゴジラなど、子どもが関心を持つたびに、私たち夫婦は「ワンパターン」にそっと図鑑を忍ばせ、体験させたりするうちにCANを増やし、それを褒め、WANTが育つように仕向けていました。

子どものWANTが育つというのは、親としてはとても嬉しいことで、親の創造を超えて好奇心を見せてくれたり、目を輝かせて楽しむ姿を見ることは、とても幸せなことでした。

もっとも大事なのはMUST

しつけはするべきです。

そのしつけのルールは、周りに迷惑をかけるからとかそういう理由ではなく、我が家のルールとして根拠なく決めることが重要です。

先の芸能人も、新幹線で自由に好き勝手させることを、家庭の方針として本当にそうさせるべきなのかは、一度じっくり考えてみるほうが良いでしょう。自由にできる場所は、他にも用意できるはずです。「新幹線は移動を楽しむ場所。席に着いて、外を眺めたり、会話を楽しむようにしようね」としてもいいのではないでしょうか。

家庭のMUSTを定め、それを守っている限りは「何をしてもよい」と関心の幅を広く持たせる。そのうえで、CANが増えたら褒める。そしてWANTが育つのを待つ。

意欲の高い、好奇心の高い、勉強をしなさいと言わなくてもやる子どもになるかどうかは、親の関わり方にかかっていると言えるでしょう。

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アルファポリスビジネス編集部

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