
『ホテルニューオータニ(東京)エグゼクティブハウス 禅』(写真:筆者撮影)
インバウンド(訪日外国人観光客)の急増を受け、外資系ホテルの進出ラッシュが始まった。規模で勝る外国勢に日本勢が対抗するすべはあるだろうか。本特集では隆盛を極めるラグジュアリーホテルの最前線に迫った。
外資系大手の上陸攻勢もあり、全国で高級ホテルが増加している。ブランドにより好みが分かれるうえ、とくにラグジュアリークラスは単純に価格や稼働率で評価すべきものでもない。そこで、客室まで選別したうえで「眺望」「付帯サービス」「唯一無二性」「立地(利便性)」「開放感」「広さ」の6基準を設定。筆者がそれぞれ10点満点で採点した。
高評価だったのは7施設で、10万〜30万円台が5ホテル、40万円台クラスが2ホテルとなった。順に紹介していこう。
5つ星のホテル内ホテル
まず「御三家」の一角としてホテルニューオータニを選出したい。同ホテルは「ザ・メイン」と「ガーデンタワー」という2つの建物に客室が配置されている(もう1つ「ガーデンコート」というオフィス主体のビルもある)。
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