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相次ぐ新規就航!クルーズ新時代へ各社は「ファミリー層」を照準に客室をラグジュアリー化

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飛鳥Ⅲのイメージ画像
2025年7月に就航予定の飛鳥Ⅲ(イメージ画像:郵船クルーズ)

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インバウンド(訪日外国人観光客)の急増を受け、外資系ホテルの進出ラッシュが始まった。規模で勝る外国勢に日本勢が対抗するすべはあるだろうか。本特集では隆盛を極めるラグジュアリーホテルの最前線に迫った。

クルーズ船が日本で新規就航ラッシュを迎えている。

国内系では商船三井クルーズが2024年12月にMITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)を投入。25年7月には郵船クルーズの飛鳥Ⅲが就航予定だ。新規参入組として、28年度には東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドもディズニークルーズを開始する。外資系でも24年11月にはバイキング・エデンが日本発着クルーズを実施した。

注目は国内系が展開する三井オーシャンフジと飛鳥Ⅲの2隻だ。ともにこれまでの船よりラグジュアリー化が進んでいる。

レストランが倍増

両船ともレストランを強化する。飛鳥Ⅲは従前の飛鳥Ⅱと比べて、レストランが倍増の6軒になる。「クルーズ船は食が大きな醍醐味。食は好みがあり、飛鳥はリピーターも多いので選択肢を増やすことにした」と郵船クルーズ副社長の西島裕司氏は語る。

飛鳥Ⅲロイヤルペントハウスのベッドルーム。全室海を望める(イメージ画像:郵船クルーズ)
飛鳥Ⅲの大海原を眺められる展望浴場・グランドスパ(イメージ画像:郵船クルーズ)
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