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相次ぐ新規就航!クルーズ新時代へ各社は「ファミリー層」を照準に客室をラグジュアリー化

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三井オーシャンフジもレストランをこれまでの倍の4軒に増設。既存船のにっぽん丸は「食のにっぽん丸」と評価されてきた。取締役COOの山下晶一朗氏は「にっぽん丸の名物であるカレーやパンなどをオマージュした料理を三井オーシャンフジでも提供している」と話す。

三井オーシャンフジ内のレストラン・北斎 FINE DININGの料理(撮影:尾形文繁)

「すべてがスイート」

客室も注目だ。ショー鑑賞など船内のアクティビティーが充実しているとはいえ、客室で過ごす時間も少なくない。三井オーシャンフジは客室「すべてがスイート」とうたい、広さは最小でも25.3平方メートルと、15平方メートル程度の外国船と比べると広い。

最上位クラスのMITSUI OCEAN スイートは82.4平方メートルだ。ベッドルームと居室空間が分かれており、高級ホテルのスイートルームにも引けを取らない。他方、飛鳥Ⅲは全室に海が望めるプライベートバルコニーが付く。最も広いロイヤルペントハウスは114平方メートル超となる予定だ。

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