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「訪日客6000万人」「他国ではできない経験」…3人の経営者が語る国内ホテル業界のポテンシャル

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HANATOUR JAPAN 社長 金尚昱氏、HANATOUR JAPAN 取締役 李炳燦氏
(左)李 炳燦(イ・ピョンチャン)/HANATOUR JAPAN 取締役。1964年生まれ。旅行会社を経て独立。2005年、韓国旅行大手と合弁でHANATOUR JAPAN設立。25年3月から現職。(右)金 尚昱(キム・サンウク)/HANATOUR JAPAN 社長。1974年生まれ。HANATOUR JAPAN設立時に入社。九州営業所長などを経て2022年に取締役就任。25年3月から現職(撮影:尾形文繁)

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インバウンド(訪日外国人観光客)の急増を受け、外資系ホテルの進出ラッシュが始まった。規模で勝る外国勢に日本勢が対抗するすべはあるだろうか。本特集では隆盛を極めるラグジュアリーホテルの最前線に迫った。

「地方空港の整備が必要だ」

HANATOUR JAPAN 社長 金 尚昱/取締役 李 炳燦

インバウンドが年間6000万人来るだけのポテンシャルが日本にはある。2025年は4100万人前後になるのではないか。

必要なのは地方空港の整備だ。青森や富山など各地方に基幹となる空港インフラが欠かせない。供給面では国内キャリアの国際線を増やすために、政府は積極的な策を打つべきだ。地方路線は圧倒的に外国キャリアの本数が多い。便が少ないと競争が生まれずチケット価格が高くなる。

当社は4月から地方路線を使った団体ツアーに力を入れる。九州は韓国人観光客が多い。近くて、より日本を感じられる広島や四国が人気になっている。

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