
(左)パティーナ大阪。(右)リーガロイヤルホテル大阪ヴィニェット コレクション(写真:編集部撮影)
インバウンド(訪日外国人観光客)の急増を受け、外資系ホテルの進出ラッシュが始まった。規模で勝る外国勢に日本勢が対抗するすべはあるだろうか。本特集では隆盛を極めるラグジュアリーホテルの最前線に迫った。
万博が開幕した大阪と、欧米人客などから人気のある京都は外資系ホテルの開業ラッシュで活況を呈する。昨年と今年だけでも高級ホテル13軒が開業。シンガポール拠点のカペラや米ヒルトンの最高級ブランド「ウォルドーフ・アストリア」など日本初進出のブランドも多い。
反面、国内系の出店は、大阪ステーションホテルやリーガロイヤルホテル大阪が外資系ブランドと組んで開業したほか、来春開業予定の帝国ホテル 京都など数えるほどだ。
大きく異なる運営形態
外資系と国内系とのビジネスモデルの差が出店スピードの差を生んでいる。この違いを理解しなければ、今ホテル業界で起きている変化を把握することは難しい。
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