
外資系進出の新潮流が生まれている。新ブランドの進出が相次いでいるのだ。シンガポールのカペラや米ヒルトン最高級ブランドのウォルドーフ・アストリアなどが日本へ初進出している。
2024年は3686万人と過去最高のインバウンドを記録した。有名ホテルの進出は、東京や大阪、京都が世界の主要観光都市と比肩する存在になったことを意味する。
業界大手の進出に対抗する国内系は戦略が明確に分かれ始めている。外資系と同じMC(管理運営受託)契約などで出店拡大に転じているのが、西武・プリンスホテルズワールドワイドやパレスホテル、東急ホテルズ&リゾーツだ。
西武プリンスは35年度に国内100・海外150(24年末同60・同26)ホテルを目指す方針だ。同社の金田佳季社長は海外でM&A(合併・買収)を検討していると明言する。
パレスホテルはパレスブランドで29年に、同社で初となるMCでの展開を台湾で計画している。大阪で運営するゼンティスブランドの拡大にも意欲を見せる。東急もMCで出店を拡大する方針だ。
大手外資系と真っ向勝負
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