子のしつけ「厳しく」と「のびのび」決定的な学力差 子が取り組む課題は「MUST・CAN・WANT」に分ける

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子どもはきちんとしつけたほうがいいのでしょうか。それとも、大人がもっと寛容になり、のびのびと制約のない幼少期を過ごしたほうがいいのでしょうか。

その問いに対する答えについて、研究されているデータによれば、正しいのは妻でした。

しつけはするべきであるというのは、すでに証明されていることだったのです。

東大生の親は、〇〇と言わない

テレビ番組を見ていたら面白い特集をしていました。東大生に聞く「東大生の親は、どういう教育をしていたのか?」というテーマです。東大に合格した学生に、「親からどんな育て方をされたんですか?」という、世の親が誰しも知りたいであろう質問をしたら、興味深い事実が浮かび上がってきました。

東大に合格した学生の大半は、親から「ある言葉」を言われたことがないというのです。

この「ある言葉」を考えてみてください。親であれば子どもについつい言ってしまう言葉なのですが、なんだと思いますか?

正解は、「勉強しなさい」です。

東大は日本でも最難関の大学ですから、勉強をしないで合格することはできません。したがって、めちゃくちゃ勉強をするわけですが、東大に合格するほど勉強をする学生の親は、「勉強しなさい」と言ったことがないというのです。

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