子のしつけ「厳しく」と「のびのび」決定的な学力差 子が取り組む課題は「MUST・CAN・WANT」に分ける
一方海外では、子どものすることに温かい目線があるようで、海外在住のとある日本人歌手は、「日本とフランスで育てやすさがまったく違う」と言っていました。たとえば、電車の中で子どもが大騒ぎしても、「子どもは元気に騒ぐのが仕事よね」という感じで、声をかけてくれたり、泣いていても気にしない人たちが多いのだとか。
皆さんは、子どもにはのびのびと制限をかけず自由にさせるべきだと思いますか? それとも、しっかりと社会のルールを教え、守らせるべきだと思いますか?
問いに対する答え
我が家でも、しつけの問題は、妻と私でかなりの認識ギャップがありました。
私は、子どもが泣いたり騒いだりすることはむしろ自然なことで、それに対して寛容ではない現代日本人に問題があるのではないか、というくらいのスタンスでした。
子どもの可能性を抑制するようなことはしたくないし、田舎であれば子どもは大自然の中で、世間の迷惑を気にすることなく、大いに声を出し、大いに体を動かし、元気に飛び回って育つのだから、都会に住んでいるからといって周りの目を気にして、子どもらしい表現をする自由を奪うべきではない、というのが私の主張です。
それに対して妻は、不快に思う人がいるのだからなるべく不快にならないようにできることはしようよ、という立場です。妻からすると真逆に考える私は、デリカシーがなく図々しい人間である、とバッサリやられてしまうのでした。