サイゼ「価格据え置きで営業最高益」に見る大変化 逆張り戦略でファストカジュアル化が成功か?
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3ヶ月間の決算ながらも、営業利益が過去最高を記録したサイゼリヤ。依然として海外で稼ぐ状況だが、国内にも好転の兆しが見え始めている(筆者撮影)
サイゼリヤの2024年9〜11月期の営業利益が過去最高を記録した。
この好調を支える要因の一つとして報道されているのが、「低価格の維持」。インフレが続く時代だが、サイゼリヤは長い間メニューの値上げを行っていない。それが、より多くの消費者からサイゼリヤが選ばれた原因の一つだという。
その「低価格の維持」に貢献しているのが、サイゼリヤが目指している「ファストカジュアル化」戦略。
今回は、サイゼリヤ過去最高益のニュースから、サイゼリヤの「ファストカジュアル化」への変化と、それを取り巻くファミレス業界について解説していく。
国内サイゼ躍進の「ファストカジュアル化」とはなにか
決算の詳細を見てみよう。
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