ガスト「1990円フレンチ」に見るファミレスの変容 デニーズより遥かに話題に、一体なぜ?

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ガスト
ファミリーレストラン大手「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。「結構ボリュームがある」「この値段でこの美味しさは凄い」といった声が出ているが、その実態とは? そしてそこから浮き彫りになる、ファミレス業界の変化とは?(筆者撮影)

「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。有名シェフ監修で、ガストにしては高価な「1990円」という価格設定も話題になった要素だろう。

ファミリーレストラン大手「ガスト」が1月までの期間限定の新メニューとして「至福のフレンチコース」を発表した。東京・白金台のフレンチ「Restaurant L'allium(レストラン ラリューム)」の進藤佳明シェフが監修しており、前菜からデザートに至る本格的なフレンチのコースがガストで食べられる。

何より注目度が高いのが、その値段。「1990円」という、低価格を売りにするガストらしい値段で話題になっている。

ガストは近年、ファミレス業界全体の苦境に伴ってさまざまな戦略を打ち出している。筆者はそれらの取り組みを追ってきたが、今回はこの「1990円フレンチ」から、現在のファミレス業界の状況を解説してみたい。

実際に食べてみた

というわけで、筆者も近所のガストに行って、さっそく「至福のフレンチコース」を食べてみた。

【画像15枚】「お値段以上」「想像より美味しい」と話題に…実際は? ガストの「1990円高級フレンチ」はこんな感じ
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